治療コンセプト

我々が伝えたいこと

日本は、世界でも有数の長寿国となりましたが、それに伴い、二人に一人は癌になると言われる時代になりました。 しかし、このような時代にあっても、やはりまだ、癌という病気を自分のこと、家族のこととして考えることは少なく、診断されてから戸惑うかたが多いのでは無いでしょうか。

病気というものは、大きく分けて外からの影響で起こるものと、自分の内からおこるものの二つがあると思います。インフルエンザや外傷など、外からの原因でおこる病気・怪我は治すこともできるでしょう。しかし、高血圧や糖尿病など、自分の中から始まった病気は「治す」というより「コントロールする」と考えます。

ですから、癌と診断された場合、まず手術ができれば治癒の可能性があるということですが、手術ができない場合、または再発した場合には、「コントロールする」という考え方にかえていく必要があると思います。

勿論、「癌は治したい」ですし「癌と共存なんてしたくない」です。でも、相手はやはり強敵であり駆逐することはたやすくありません。

それであれば、生活の質(QOL)を保ちながら、これからの自分の人生を考えていくということはとても大切な事だと思います。今の生活の質を落とさずにコントロールができれば、今後考え出されるかもしれない新しい治療につなげられるかもしれません。

我々はこの世に生まれてきた以上、必ず最期を迎えますが、自分の治療の方法は可能な範囲、自分で決めて、納得して進めていただきたいと思います。

我々の取り組み

WHOの国際評価では日本の医療は世界最高レベルと評価されています。
しかし、患者さんの満足度はかなり低いといわれています。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

患者さんあたりの医師数、看護師数はアメリカやヨーロッパの1/5~1/8と言われています。医療スタッフが患者さんの思いを聞き、治療方針を一緒に考える時間を十分にとることが難しいのが現状です。そのような環境下で、医療者側と患者側との相互理解が不十分なまま、治療が進んでいくことが原因の一つではないでしょうか。結果として医療不信につながり、このような低い満足度になっていると思います。

当クリニックにおいては、しっかりと時間をとって、患者さんの病気に対する考えかたを伺い、治療方法の希望なども伺いながら、そのような治療方法が選択できるかどうか、できるのであれば叶えられるように一緒に考えていきたいと考えています。

すべての治療の基本となる
免疫治療

免疫力の強化というのは、我々が健康を維持するためにとても大切なものです。
ですから、癌治療においても、免疫治療というのは「第四の治療ではなく」、「全ての治療の基盤となる治療」だと考えます。

免疫治療は、現在、保険で認められている治療と相反するものではありません。ともに強みを生かして治療することが好ましいと考えます。外科治療、抗癌剤治療、放射線治療と組み合わせ、総力をあげて治療することが、納得した治療につながると思います。

患者さんをサポートするかたへ

患者さんご自身が納得して治療を受けるために

二人に一人が癌になるといわれる時代にあっても、がんと診断されると、やはり動揺するものだと思います。
そして病気や治療方法に関する知識を得る間もなく、医師の勧めるとおりに治療が始まります。

もちろん、医師はそれぞれの専門分野で研鑽をつんでおり、「標準治療」と言われる「一番良いと考えられている治療」を行います。

しかし、医師が患者さん一人一人の歩んで来られた人生や、考え方を理解して治療方法を選択するわけでありません。

ですから、治療を進めていくに際し、患者さんを支えるかたは患者さんご自身が何を大切に考え、どうしたいのかという思いに傾聴し、その思いが叶えられるように導いて あげることも大切だと思います。

納得のいく治療方法を選択するために、正しい情報を

どんな場面においても、判断を下す際には正確な情報が必要です。しかし、病気の診断を受け、あわただしく時が過ぎていく患者さんご自身が、ご自分の病気に関して、広く情報を得ることはなかなかできる事ではありません。

そんな時に、ご家族がご本人に代わって情報を収集し、患者さんが判断しやすいように整理してあげることはとても大切なことです。

がんという病気は、その種類や進行度によってかなり予後が違います。早期に発見されて内視鏡の処置のみで完治することもあれば、大きな手術、辛い抗癌剤治療などを受けても病勢を止められないこともあります。

ですから、病気の治療方針を判断するにあたって、患者さんの病名・進行度(病気の広がり)・病理組織などを知ることがとても大切です。

今は、情報時代です。書籍・インターネットなど情報源はたくさんあります。しかし、その中には、不適切な文章・過大な文章・根拠のない文章などが氾濫しています。その中から正しい情報・必要な情報のみを得ることは、かなり難しいと思われます。 患者さんの診断・治療方針にわからない点がある時には、セカンドオピニオンを聞きに行き、他の専門医師の意見を聞くのも良いでしょう。

考え方はみなそれぞれ違います。
正しい選択というのはあるのでしょうか?

患者さんの病状、治療、そして予後はみなそれぞれ違います。
患者さんご自身の考え方、守らなければいけないもの、伝えたいこと、伝えたい人もみな、それぞれ違います。

ですから正しい選択というのは無いと思います。
患者さんご本人が、納得して前に進めるかどうかが大切なことでしょう。
「正しいのかどうか」ではなく、「納得しているのか」が大切ではないでしょうか。

一人だけで考えずに周りの人にも相談してみると進めることも

ご家族が自分一人で考え・判断し・決定することは無理があります。可能な範囲で周りの人に相談し、自分の気付かなかった疑問点・治療法などに知恵を出し合って進めていくことが後悔の少ない選択へとつながります。

患者さんは、自分の家族が疲れていると感じると、本当のことを話さなくなることがあります。患者さんご自身に、本当の気持ちを伝えてもらい、先に進んでいくためには、看護するご家族の心も体も穏やかなことが望まれます。

そのためにも、自分一人で考え込まず、相談できる人に相談してみてはいかがでしょうか。

そばにいること

患者さんは、時には、眠れなかったり、いらいらしたり、落ち込んだり、焦燥感が募ったり、と色々な状況になることもあるでしょう。

そのような時に家族は「何をしてあげればいいのか」と思い、悩むこともあると思います。しかし「何か」をしてあげなくていいと思います。そばにいてあげるだけでいい。患者さんが目を覚ました時に、家族がそばにいてくれるだけでどんなにか嬉しいでしょう。本を読んでても、うたたねしてても、テレビを見てても、良いんです。そばにいるだで。

がんの治療は長期戦になります。患者さんのご家族は「第二の患者」とも言われるくらいです。ご家族ご自身の体調管理がとても大切です。なるべく負担を分かち合ってください。

医師のご紹介

北大阪メディカルクリニック 院長 牧田 香理

院長 牧田 香理
(まきた かおり)

経歴

平成2年 奈良県立医科大学 卒業
平成2年 日本大学医学部 第一内科
平成5年 奈良県立医科大学 第二内科
平成11年 奈良県立奈良病院 血液内科
平成12年 大阪市立大学附属病院 血液内科
平成19年 彩都友紘会病院 腫瘍内科 部長
平成26年 瀬田クリニック大阪 医師
平成28年 瀬田クリニック大阪 院長
平成30年 北大阪メディカルクリニック開設

所属学会など

  • 内科認定医
  • 血液内科専門医
  • 日本再生医療学会 再生医療認定医

交通アクセス Access

〒564-0063
大阪府吹田市江坂町5-14-13

  • 北大阪急行(地下鉄御堂筋線直結)「緑地公園」駅下車 徒歩10分
  • 駐車場あり 約10台収容

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